歯と健康について
お口の健康というと、皆さんどのようなことを連想しますか?虫歯、歯周病、抜歯、入れ歯、インプラントといったものが浮かびやすいのではないでしょうか。しかし、実はお口の健康は全身に影響を及ぼすのです。近年、歯周病が動脈硬化や糖尿病をはじめとした様々な病気を悪化させたり、早産や低出生体重児のリスクになったりすることがわかっています。一方、咀嚼は記憶力をアップさせ、残存歯数の多い人やきちんと入れ歯を使っている人は認知症になりにくいという調査結果もあります。これまでに出会った患者さんたちも歯や口元がきれいになると笑顔に磨きがかかり、積極的に人と関わることができるようになったと喜ばれる方がたくさんいらっしゃいます。
最善の治療を目指して
私は歯の重要性を実感するとともに、ただひたすらに目の前の患者さんに最善の治療をできるようになりたいと強く決意するようになりました。前職の12年間、全国各地の研究会で研鑽を積み、ニューヨーク大学やコロンビア大学での研修も経て技術を磨いてきました。今までは抜歯するしかなかったような患者さんにも、抜歯せずに治療することが可能であったり、保存不可能な歯を一度抜いて歯の根っこの治療をしてからまた植え込む『再植』や、保存不可能な歯を抜いたところに親知らずなど使っていない歯を植え込む『移植』など、多くの治療選択肢を提示することができるようになりました。
歯だけではなく全身の健康に目を向けて
経験を重ねるにつれて、「歯が痛くなって来院した患者さんの治療をする」という一般診療だけに終わらない、もっと積極的な姿勢の歯科医院が必要と考えて、この度「玉木デンタルクリニック」を開業することにいたしました。『来院できない患者さん』には往診を、『歯が痛くない人』には予防歯科を、『アスリート』にはスポーツデンティストとしてのケアを、そして将来的には歯科医院に内科も併設する秋田県では珍しい医科歯科連携クリニックにしていきたいと考えております。
玉木デンタルクリニックの目指す形
予防歯科と一緒に予防医学やアンチエイジングに取り組み、特にアンチエイジングに関しては内科を本格的に稼働する前から非常勤内科医師による高濃度ビタミンC点滴療法を行えるよう、また、水素吸入や酸素カプセルを導入する計画をしております。
歯のお悩み、アンチエイジングのことなら是非当院までご相談ください。お口の健康を守ることはもちろん、来院してくださった方がその人らしくより輝けるお手伝いをさせていただきます。
平成28年8月22日 院長 玉木克弥